2009年5月14日木曜日

Camino de Santiago ::サンティアゴ巡礼の道::


 Camino de Santiago、巡礼の道。

 
 スペインとフランスをまたぐピレネー山脈を越えて、900キロ以上にも及ぶ道を、カトリック教徒はスペイン西北部にある聖地、サンティアゴ・デ・コンポステーラ目指し歩く。サンティアゴ・デ・コンポステーラはエルサレム、ローマに続く、カトリック3大聖地の一つで聖人のひとりの“ヤコブ”が祀られていると信じられてる所。

 この巡礼の道、今では宗教的な意味でこの巡礼の道を歩く人は少ないらしく、何か一つのことを成し遂げたい!っていう思いから巡礼をする旅人が多い。

 

 私自身、もともと何かにチャレンジすること、フルマラソンにしても、パタゴニアのトレッキングでもそうだけど、体力的に一生懸命頑張ってゴールで味わうあの感動、感覚が大好きで。あの達成感、一回体験するとかなり病み付きになっちゃうみたいで、次は何にチャレンジしよう?ってなってくるのよね、まるでドラッグみたいに。

 当初の予定ではポルトガルのポルトから飛行機でドイツに飛ぼうと考えていたのだけど、思いつきで急遽予定変更して、巡礼の道歩くべく、スペインのレオンへ向かうことに!!もちろん私の巡礼の道、宗教がらみでは全くなく、300キロ歩いて目的地まで行くという達成感を味わいたいから。
 巡礼の道のスタート地点をなんでレオンにしたのか、なのだけど、実は元彼がこの街出身で、数年前一緒に遊びに来たことがあったの。そして彼の弟が今もレオンに住んでいることもあって、ここにした訳。


 
 当時サンチアゴ・デ・コンポステーラにも足を伸ばしたのだけど、まさかまたここレオンに来て、そして巡礼の道自分の足で歩いてサンチアゴ目指すことになるとはねーぇ。全く人生わかんないもんだわ。

 ま、そんなこんなで、私のCamino de Santiago、5月14日に出発します。時間に特に追われてるわけではないから、急がずに十分楽しみながら歩く予定。行く先々での出会いも楽しみ。みんな同じ道を同じルートで、歩くペースは違えどゴールは一緒のところな訳だから、すごくいい人間関係築けそうな気がする!!


 一応2週間弱を目安にしていて、巡礼中はコンピューターを持っていかないので、ブログなかなかアップできないと思います。でも、twitterで今どこにいるのか、など近状をiPod touchからアップできたらする予定なので、ぜひぜひチェックしてください。
http://twitter.com/shihomiho

ちなみに私のブログからもリンクされてます。
では、気をつけていってきます!!!

↑帆立貝は巡礼者のシンボルでもあるのだ。巡礼の道は、これが道印になってる。

2009年5月12日火曜日

かえるくん



 再びスペイン入国です。
 マドリッドから北に3時間ほどの位置にある、ここサラマンカは、ポルトガルのコインブラ大学、パリのパリ大学、イギリスのオックスフォード大学や、イタリアのボローニャ大学なんかと並ぶ、ヨーロッパの中でも由緒ある古い大学のひとつがある、サラマンカ大学の町。そして、街並みは世界遺産に登録されてます。
 もともとここへ来る予定では全くなかったのだけど、ポルトから、次の行き先であるレオンまでバスでぶっ続け8時間はちょっと体力的につらいかも、??ってことで急遽サラマンカに泊まったのだ。
 ←バルコニーからこの眺め!
 
 プラザ・マヨールっていうサラマンカのヘソにあるペンションに宿を取って、古い町を思う存分歩く。夜は、プラザでフリーコンサートが開かれてて、ペンションのプラザを見下ろせるバルコニーでのんびり聴き入りました。
↑サラマンカ大学正面にあるレリーフ。骸骨頭の額にぽつんとかえるくんがいるの、見える?
これ見つけた人は学問に、恋愛に、いいことが起こるって言われてるんだって。

2009年5月11日月曜日

PortoではPortoに酔っ払う


 ポルトガルで訪れる最後の街は、ポルト。ポルトガル北部の第二番目の都市です。
世界遺産にもなっている旧市街の街並みはホント綺麗でロマンチック。リスボンみたいに丘が多い街なんだけど、石畳の道、そこを走るオールドファッションな市電、古い建物、市民の生活、聞こえる教会の鐘の音、あまーいナタを焼くいい匂い、ドウロ川沿いのステキなカフェや、絵になる橋、川を行き来する船、そして街中にいる観光客でさえもすべて何をとっても絵になる。



 ここポルトは、魔女の宅急便のモデルになった街のひとつとも言われているらしい。(有名なのはクロアチアのドブロブニクですね)それほど、“ヨーロッパ!”な雰囲気漂う、いい感じに都会でどこかのんびりしてる丁度いい街。



 そして。ポルト、と聞いて、ピンと来た人は、かなりのワイン好きさん。そう、デザートワインでおなじみ、Port wineの産地なのだー!
 旧市街を挟んだ川向いは、20件余りのボデガ(酒蔵)があって、無料ツアーをしているボデガが何件かあって、有料なところでもたったの3ユーロしかしないから、さっそくボデガはしごしに行ったよ。


 私基本的に甘いお酒って好きじゃないのだけど、久しぶりに飲むポートワインはなかなかおいしかったー!ただ、ホント甘いから何軒も回ろうと思ったけど2件でギブアップ、残念!
 ポルトガル、特にここポルトは人が本当にやさしくて、道を聞いてもすぐに教えてくれる、わからなかったら誰か分かる人に聞いてまでして教えてくれる、心やさしい人が多かった。ポルトガル、ホント大好きな国にランクインだよ。ぜひまた遊びにきたいなー。


2009年5月10日日曜日

絶景、絶壁な村

 絶壁の上の村、それがマルバオン。村全体が城壁に綺麗に囲まれた、ここも人口140人余りの小さな村。モンサントと同じように過疎化が進み、ツーリズムに大部分の収入源を得ている村のひとつ。
 
 
 行く途中の麓の村から見る、マルバオンの絶景!あんな高いところにある急な崖までちゃんと道があるのか??っておもわされるような、すごいロケーションにある村。わくわくどきどき、一体どんなところなんだろう?って期待が高まる♪
 
 
 村は、モンサントよりも殺風景かな?っていう印象。絶壁の上は結構平地になってるから急な坂もないし、住むのには苦労しなそう。

 
 村の中はそこまで特に心躍らされなかったのだけれど、やっぱこのロケーションは最高。だって村の中に、綺麗で立派に保存されてるお城と城壁があるんだよ?子供時代にこんなところで育ったら、ものすごく楽しかっただろうなぁ!って本気で思ったよ。

2009年5月9日土曜日

The most Portuguese village in Portugal





 最もポルトガルらしい村、として1960年代に表彰されたこともある、モンサント。
まだLAで働いてる時代、仕事中暇なときはネットで日本のテレビ番組しょっちゅう見てたのだけど(結構暇だったのよね)そのとき、スイカップのアナウンサー、古瀬絵理がウルルン滞在記でポルトガルの田舎に行ったエピソードをみたのだけど、それがここ、モンサントだった。

 ごろごろ大きな岩と共存するように大きな丘の上に作られた村。
中世時代、敵から身を守るため、丘の上に作られた村。
現在ここに住む人々は、農業、家畜、そしてパンやチーズなんかを作って素朴に生活している。
 モンサントには、現在160人あまりしか住んでいないらしく、住人のほとんどは老人。若い世代の村人は、仕事がない為にここに留まる者はほとんどいなく、リスボンやポルトなんかの都会に出て行ってしまうそう。そういえば、村で子供も見かけなかったし、私世代の人もほとんど見かけなかった。
 
 丘の上にあるから坂は多いし、生活も不便が多いはず。
 そんな、モンサント。
 実際来てみて、一躍有名になったこの村はどこまで観光地化されてるんだろう?っておもったけど、お土産やさんも3軒あるのみ、レストランだって2件。スーパーなんてもちろんないし、宿も2件のみ。まさに“村の生活”メインで存在している、そんな所だった。  



 村人はポルトガル語しか話さない老人ばかりだけど、私が重いバックパックで宿探ししてたときは宿情報をくれたり、ツーリストオフィスまでの道、荷物持って助けてくれようとしたり、丘の一番上にあるお城へ登って行った時も、その辺の小道を歩いてるときも話しかけてきたりと、とにかく村全体がほんわか、あったかい。
 
 村には2件宿がある、って書いたけど、ひとつはポサーダっていう、結構お値段高めのホテル。もうひとつは、個人の村人がやってるペンション宿。Casa de Maria、1泊15ユーロ。そりゃ、マリアのところに泊まるでしょ!ってことでツーリストオフィスから歩くこと10分。ドアをノックすると、すでにそこに宿泊している先客が。
“ここには先週の村のお祭りから滞在してるよの”

 オランダから来た、っていうおばさんが、綺麗な英語で教えてくれた。
 そうか、残念。お祭りをミスしたのも残念だけど、マリアの宿に泊まれないのも困った。残るのは、結構高めなポサーダ滞在か。とりあえず荷物を置かせてもらって、ツーリストオフィスに他の安宿、たとえば一般家庭の一部屋を一晩でも貸してくれるところはないか、聞きにいくことに。
 村の中心地に近づいたところで、“ホテル、探しているんでしょ?”って話しかけてきた女性。実は彼女ここ、モンサントが気に入ってオランダから4年前、移り住んだらしく、さっきのマリアの宿に滞在してるおばさんの娘さんだったのだ。
“ポサーダに交渉してみよう、お祭り終わったばかりでお客さんもいないし、一晩通常65ユーロ以上するけど、35ユーロで泊まれるはずだから。”
 彼女の交渉のおかげで、無事35ユーロでステキな宿に泊まれることに。彼女の名前はJosie。これがアラブの国だったら、“なんだ、バクシーシ(チップ)目当てか?”って思うところだけど、本当の親切心からやってくれた。“じゃあ、モンサントの滞在、たのしんでね!”
うわーモンサント、本当に人が親切!!
 
 一休みして、村散策しようと道を出て、一応村の中心の(つっても地元民の溜まり場のカフェがある所なんだけど)ペロウニーニョの前をあるいてたら、さっきのJosieと、ボーイフレンドのLenardoさんが軒先でビール飲んでる。挨拶だけして一回は通り過ぎたけど、ビール、うまそう!ってことで私も一緒にビール飲むことに。話をしてたら、どうやらJosie昨日が50歳のお誕生日だったらしく、今夜も友達のおうちでパーティーがあるから、ぜひいらっしゃいよ!夜7時に宿に迎えに行くから!って誘ってくれた。
 
 7時に本当に迎えに来て、イギリスから一年前に移り住んできたっていうヒッピー家族の“お宅”へお邪魔してきた。彼ら、自給自足、+ワインやオリーブ油を作って売り、モンゴルテントを宿とし、電気も自家発電気で生活してる、カッコよく飛んでる、最高にヒッピーな心優しい一族。ここに、Josie, Lenard, そしてさっきマリアの宿で会った、Josieのおかーさん、妹と、彼女のおばさん夫婦、Josieの家に泊まってるオーストラリア人のマイケル、チャリダー夫婦のオランダ人と、近くの村に30年近く住んでる、スイス人のこれまたいい意味で一癖ありそうな、ヒッピー風のおばちゃんとディナーパーティー。
 久しぶりにおいしいシーフードおなかいっぱい堪能して、ワインにビール、そしてステキな人々との団欒。気が付いたらあっという間に夜中1時過ぎ。
 
 モンサント、本当は1泊だけの予定だったけど、あまりにもステキなところすぎて、2泊してかなりエンジョイしてきました!!

2009年5月7日木曜日

A Quremia das Fitas


 ポルトガル第三の都市、コインブラ。ここはヨーロッパの中でも優秀で歴史のある、丘の上に立つコインブラを大学中心に町が広がっている。

 さて、ここコインブラ。時は5月、即ち卒業シーズン。
毎年5月の最初の週に、A Quremia das Fitasっていう卒業生のためのおーっきなお祭りがあって、私が行った次の日はラッキーなことにちょうど、卒業生が各学部山車をだしてのパレードの日だったのだ!
 元々1泊のみの予定だったコインブラ、お祭り大好きだし、せっかくなので2泊に延期。しかし、セビーリャのFeria de Abrilといい、今回のQuremia das Fitasといい、狙ってないのにたまたまタイミングがばっちりお祭りに合うのは、日頃の行いがいいからだ!ってことにしときましょう。笑
 さてこのパレードだけど、大学では各学部ごとに色が決まってて、たとえば医学部は黄色、薬学は紫、法学が赤、文系が紺、青いのは理工、とかで、山車を学部の色を使った紙のお花でデコレーションする。




 パレードは街を一回りするんだけども、山車から学生が無料でビールやら、ショットやら、お水、ソーダ、サンドイッチ、お菓子、ゼミのパンフレット、なんかを大判振る舞いしてくれる!イエイ、フリービアー!
 卒業生は、歌うたって、踊って、お酒飲んで酔っ払って、ビール掛け合ったり、とにかく飲めや騒げや、パーティーパーティー!このお祭り週間のために4年間勉強頑張ったんだもんねー。ずべてオッケーです。


 夜は夜で、このお祭り週間中、いろんなところでパティーが開かれているのだけど、私は一番大きな会場であったパーティーへ。
 特設ステージでライブあり、フードコートあり、酒あり、トランス系のテント数個あり、DJブースあり、で、夜11時から朝方まで遊びほうける。これが一週間続くっていうから、若いのは全くタフですなぁ・・・(おばさんコメント)。



 *シルクハット、各学部カラーの襟、それに杖は去年の卒業生。 杖でお互いのシルクハットを3回たたき、そのあと3回交互のほっぺにキス。

 **黒いスーツに黒いマント。これがポルトガルの大学生の制服。なんか、かっこいいよね。

2009年5月5日火曜日

城壁に囲まれた町




 オビドス、は人口800人わずかの城壁に囲まれた小さな町。

 真っ白い壁に、オレンジの屋根瓦と石畳の小道。
 壁には青、オレンジ、朱色のアクセントが付いてて、外壁にはお花が咲き乱れ、洗濯物がひらひら風に舞う。
 
 旧イスラム町な面影、ルネッサンス・ゴシックな教会、城壁。何世紀もの間、そこにある物、破壊され、再建されたものがごちゃまぜな、ちっちゃくってかわいい町。
そんな、似ているようで違う、それぞれがユニークな町がたくさんあるポルトガル、ますます大好きになっちゃうよ!