2009年3月27日金曜日

Fitz Roy様に会いに

 アウトドアブランド、PatagoniaのロゴマークにもなっているFitz Royの存在を始めて知ったのは、恥ずかしながらここ数年のこと。実はチリ、アルゼンチン南部にパタゴニアっていうところがあるってことさえも、はっきりとわかってなかったんだなー。全く無知ってこわいっすね。
 
 もともとそこまでアウトドア派でもない私が、パタゴニアへ行ってトレッキングしたいっ!、って思わせてくれたのは、いろんな旅人の旅ブログを読んだり、すばらしい写真を見始めてから。見れば見るほど、知れば知るほど、なんだか、とっても大自然が素敵なところじゃないか、パタゴニア!ぜひ行ってみたい、自分もあそこで大自然満喫したいっ!て思いが強くなっていった。


 今までの私の中でのトレッキングのイメージって、キャンプ用品一式、すなわちテント、寝袋、寝袋の下に敷くマット、ガスにコンロをバカでっかいバックパックに担いで、ひたすら歩くってそれ、大変じゃん。。。ただでさえ山歩きとか山登りって大変なのに、プラス6キロ以上の荷物背負って訳わかんないんだけど、って思ってたけど、でもそういうしんどい思いしてまでも人はトレッキングをするってことは、それを成し遂げてみなきゃ味わえない感動や達成感やらがあるハズ!って思えてきた。
 
 
 実は私、3年前に初めてフルマラソンに挑戦したんだけど、それまで、何で人は苦しい思いまでして42キロ以上も何時間もかけてふらふらになりながら走るのかわかんないわ、なんて冷たい目で見てたけど、自分がいざ完走してみたら、あの体験は走った人にしかわかんないモノがあったし、いい経験になったし、マラソン完走したことで学んだこと、感じたこと、すべてが自分のプラスになった。何事も自分が実際経験してないことを否定したり、くだらないと思ったり、ネガティブにとらえちゃイカン、と思った。だから、トレッキングも挑戦してみなきゃ、って思った。
 
 アウトドア好きさんにとってはカリフォルニアって天気もいいし条件もいいし、すばらしいところなんだろうけど、LAに16年半すんでて、あのヨセミテ国立公園に行ったのが一回きり、しかもその時トレッキングとかしなかったんですよ。今思えば全くもったいないよね。唯一今までチャレンジした登山は、21歳と22歳のとき行った富士登山のみ(それも5合目からね)。
 
 あれから10年もブランクあるけど、もともと体力には自信はあるほうだから、多分何とかなるべ!と、まずはアルゼンチン側にあるパタゴニアのフィッツロイまで乗り込んできました。
 フィッツロイのベースの町であるEl Chaltenまではバスで3時間ほど。午後12時ごろに到着し、早速キャンプ一式をレンタル。今回は一泊だけってのもあるので、コンロとかは借りずにテント、マットと寝袋だけ借りました。寝袋、晩御飯のサンドイッチに、朝ごはんのクッキー、水、洗顔用品を詰めたらバックパックはパンパン。それに、テントとマットを外側に取り付けて、出発進行です!目指すのはリオ・ブランコっていう2時間半くらいのところにあるキャンプ場。
 まぁ2時間半の道のりだし、なんとかなるべ、なんて、例の5キロはあると思われるバックパックをしょって、行ってきましたよ、フィッツロイに。まず、このフィッツロイの姿を1時間ぐらいの歩いたところで見れるんだけど、ここまでの一時間がまーじーでー、大変でした。ただ、ひたすら登り、登り、登り。でも、頑張った甲斐があったわ、だって、こんなご褒美が待ってるんだよー??
 
 この展望台で約30分くらい休憩してから、キャンプ場に向けてさらに出発です。ここからの道のりは平坦な道が多くなってかなり楽になったけど、でも重い荷物しょって歩くのはやっぱりすごく疲れたよー。
 そして、なんとか目的のキャンプ場に4時ごろ到着!日ごろの運動不足のせいで、もうかなりバテバテだったので、テントを建てて、少しのんびりしてから夕飯を食べて、明日の朝早起きして朝日でピンク色に染まるフィッツロイを見るべく、暗くなるちょっと前の8時には就寝。夜はかなり寒くなるだろうな、って覚悟してたけど、寝袋がかなりあったかくてぬくぬくで爆睡。
 朝は日の出前に起きて、テントからフィッツロイをずーっとみてたんだけどあいにくの曇り空でとうとう目的のピンクに染まるフィッツロイは見れず!!!

 まぁ、これもまたこの場所にかえってきなさいってことなんだろうな、といい方向に解釈して、朝ごはんたべて、ゆっくりしてから下山。本当はこのキャンプ場からまた1時間半登ったところにある湖からフィッツロイを見ようとも思ったんだけどあまりにも疲れすぎ、プラス帰りのバスの時間にもぎりぎりでまにあわなそうだったので断念。
 今回一人でトレッキングして、一人でテントたてて、キャンプで一泊してみたけど、なかなかいいもんだったよ。最初は大変だし、さみしいだろうなー、なんて思ってたけど、自分の時間ができるし、周りは静かで、真っ暗で、日が沈むとやることもないからとにかく自分と向き合えるんだよね。みんなとわいわい騒いで楽しくするのも大好きだけど、自分の時間って言うのも大切にしたいから、これはこれで本当によかった。

0 件のコメント:

コメントを投稿